無期雇用派遣 派遣の皆様へ

【実例】有期の派遣から無期に転換したけど後悔した人へ。3つのアドバイス。

更新日:

元大手派遣会社で派遣法に関する業務を担当していた新一です。

この前ネットで無期雇用に転換した派遣さんがやっぱり「有期雇用で転職するべきだったかかな」という悩み相談をされていました。

同じ悩みを持つ方がいるかもしれないと思ったので、このブログでアドバイスを書かせて頂きます。

「無期に転換したはいいけど、やっぱり有期雇用のままの方がよかったかも」

と思った方がいたらぜひ読んでください。

 

1.相談内容


こちらが相談内容です。

・無職期間を作りたくないから無期転換したが、無期の派遣をしながら転職活動をして、転職先が決まったら辞めようと思っている。

・一応契約期間は半年間ときいているが、契約期間は派遣会社と派遣先との約束のため、相談者の方は次の派遣先が決まったら辞めてしまいたいと思っている。

・派遣元の営業担当は、「早めに退職を申し出れば助かります」と、転職前提なのを承知している。

・ただ、一応半年契約があると聞くと、「期間内満了まで居なければならないのか。」と心が重くなってします。

・繋ぎのつもりで無期転換の申し込みをしたが、職場環境がすきじゃないため後悔してきている。
有期雇用のままで転職活動をするべきだったのでないか。

(相談)
→無期雇用に転換したけど、契約期間内に辞めた方がいたら体験談をうかがいたい。

 

 

2.結論。「無職期間を作りたくないから無期雇用に転換した」のは正解だと思います。

私自身は派遣として働いた経験はないのですが、過去に転職の経験が3回ありますし、前職は大手派遣会社で働いていました。

そのため派遣と転職については色々見てきました。

その上で、相談者様のように無職期間を作りたくないから無期雇用に転換したのは正解だと思います。

さらに、3以降で書いていきますが、「期間満了まで居なければならない」と気負う必要はありません。

そのため後悔する必要はないと思います。

そこで、もし私が相談を受けたら次のように回答します。

 

お疲れ様です。

無期転換をしたことは正解だと思います。

なぜなら、一応半年契約があるといっても、それはおっしゃるように派遣会社と派遣先との間の契約で、あなたが半年働かなくてはならないわけではないです。

また、派遣会社が派遣先にしなくてはならないことは、「あなたと同じくらいのスキルの持っている人を派遣する」という義務です。
従って、余裕(ほとんどの会社では1か月前)をもって、派遣会社に退職することを伝えれ、あとは派遣会社が代わりの派遣社員を探しますし、探さなければならないです。

あなたは、一生懸命自分が満足する転職先を探すことにエネルギーを使った方がいいと思います。

もちろん、派遣会社や派遣先に迷惑をかけないようにした方がいいですが、それは、
・退職は1か月前までに報告する
・退職までしっかり働くこと

の2つだけで大丈夫です。

派遣先があたたに本当に「ずっと働いてほしい」というのであれば、あなたを正社員にするべきで、そのために会社の雰囲気やお給料を含めて、あたたが正社員になりたいと思えるような状態をつくるべきです。

従って、期間満了まで居なければならないといことではないです。

また、転職をするときに、お仕事がなくなると、お金の心配が発生して、生活も苦しいですし精神的にしんどくなってきます。こうなってしまうと、「とにかく何でもいいから転職しなければ!」と焦ってしまい、まったく満足できない会社に転職してしまうことがあります。
そのためには、無期の雇用に転換したことは正解だと思います。

・退職は1か月前までに報告する
・退職までしっかり働くこと

だけ気を付けて、自分の満足する転職先を見つけてください。

最後に、転職活動をするときはとても悩みます。

友達に相談することもあると思いますが、転職にはコツがあるので信頼できるエージェントさんを見つけた方がいいです。

がんばってください。

 

詳細については、3以降で書いていきます。

 

3.アドバイス①:契約途中で辞めるなら無期雇用の方がハードルは低いです。

■派遣会社と派遣先との間の契約より、自分の生活やキャリアを考えた方がいいと思います。

次の見出しの部分で書いていきますが、法律的には派遣を辞めることに問題はないです。

3点注意するとすれば、


①ちゃんと次の転職先を見つけてから辞めること

②就業規則を確認して、前もって「来月末で退職します」ということを伝えること。

③「正社員の仕事が見つかったので、来月末日で退職します。今までお世話になりました。」という感じで退職を伝えること。

です。

③のポイントは、

・正社員の仕事が見つかったことを伝えること

・仮に恨みしかなくても感謝の気持ちを伝えること(笑)

です。

 

おそらくもうその担当者の方に会うことはないと思いますし、同じ派遣会社を使うこともないと思いますが、退職するときは揉めない方が気持ちがいいです。

私もこれまで、2回正社員を退職していますし、退職するときなんて会社も嫌で嫌で仕方なかったですし、上司も大嫌いでしたが、表に出しても何もいいことはないので、何とか顔に出さずに退職するまで我慢しました。

転職先が見つかるとつい今の会社のことはどうでもよくなってしまうことがあるのですが、注意しておいて損はないなと思います。

転職先と今務めている会社(相談者様の場合は派遣会社と派遣先になりますが)を気にしておく気持ちの割合は、

転職先:80に対して、今の職場:20くらいがちょうどいいと思います。

■しっかり知っておくと安心。無期転換したあとの法律の整理

派遣会社と派遣先との間の契約が、半年だとしても、それはあくまで、派遣会社と派遣先との間の契約(派遣契約)の期間です。

そして、派遣社員と派遣会社との契約は、派遣契約とは別に、雇用契約という契約が結ばれています。

そのため、法律的に注意するところは、この「雇用契約」のルールです。

 

●有期雇用の場合は、契約期間満了まで働く義務があります。

たまに、雇用契約は2週間前に退職するといえば辞められると誤解されている方がいますが、有期の雇用契約の場合は、「やむを無い理由」がない限り解除できません。

改正後の民法 第六百二十八条
当事者が雇用の期間を定めた場合であってもやむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。この場合において、その事由が当事者の一方の過失によって生じたものであるときは、相手方に対して損害賠償の責任を負う。

そのため、相談者様のように、無期に転換しておいたことは、法律的にもよいことです。

 

●無期雇用の場合は、(就業規則の確認が必要ですが)基本的に1月前に伝えれば大丈夫です。

改正後の民法 第六百二十七条
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

 

ちなみに、民法627条第1項では、「雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。」とあるのですが、この条文は契約や就業規則によって、これと異なる約束をすることができます。

そのため、ほとんどの会社では、就業規則で、

「自己都合退職の場合、退職希望の30日前に退職の意思表示をしなければならない」

と定めてあります。

そのため、来月末で退職するのが一般的です。

逆に、就業規則に書いている期間前に退職を伝えているのに、引き留めに合う場合は、気にせず「退職することは伝えましたので。」というスタンスで大丈夫です。

まあ、ほとんどのケースで引き留めには合うのですが。。

そして、派遣会社は派遣社員がいなくなってしまうと、代わりに契約期間中の派遣社員を探さなくてはならないですし、派遣料金も入ってこないことになるので、ドタバタするということになります。

しかし、これは気にしない方がいいです。

逆に、派遣先がない場合や、給料が上がららなくて困って、派遣会社や派遣先がしてくれることはちょっと相談に乗ってくれる程度です。

従って、自分のキャリアを優先した方がいいと思います

 

4.アドバイス②:無期の派遣を辞める場合は、次の仕事を決めてから。なお、正社員の仕事が決まったのに引き留める会社は無視して大丈夫です。

■無期の派遣を辞める場合は、次の仕事を決めてから。

無期の派遣が嫌になる理由の多くは、派遣先が嫌になった場合だと思います。
3で書いた通り、無期の派遣の場合退職は結構簡単です。

ただ、退職後の生活費をどうやって得るのか?という問題が発生してしまいますので、無期の派遣を辞める場合は次の派遣先を探すか、正社員の転職が決まってからがいいと思います。

転職をするときに、お仕事がなくなると、お金の心配が発生して、生活も苦しいですし精神的にしんどくなってきます。こうなってしまうと、「とにかく何でもいいから転職しなければ!」と焦ってしまい、まったく満足できない会社に転職してしまうことがあります。

退職の際に気まずくなっていなかったら引き続き今の派遣会社を使えばいいと思いますが、もし決まづくなってしまった場合は別の派遣会社を使うのもありです。

関連:【2019年6月版】元派遣会社の法務がおすすめする。登録するべき派遣会社まとめ

関連:派遣から正社員を目指すなら絶対転職エージェントを使った方がいい。その理由を解説します。

 

■正社員の仕事が決まったのに引き留める会社は無視して大丈夫

正社員の仕事が決まっていて、かつ就業規則に従って、1かより前に退職すると伝えているのにしつこく引き留めてくるような派遣会社は無視した方がいいです。

一応、「退職します!」と伝えたことの証拠は必要なので、退職届は出しておいた方がいいと思います。

また、退職届を出すときに、システムを使って出すのであれば証拠が残るのですが、そうでない場合は、退職届を提出したことをメールに記載して、メール本文でも「20●●年●●月●●日をもって、退職します」と記載しておいた方がいいと思います。

 

5.アドバイス③:無料なので転職をするときは、転職エージェントを使った方がいいです。

最後に、転職をする場合はぜってい転職エージェントを使った方がいいです。

詳しくはこちらの記事に書いてありますが、私は転職エージェントを使わずに転職したことはないですし、転職エージェントの利用は無料です。

そして、書類のチェックや、面接の練習もしてくれます。

面接で失敗しても相手の会社に電話いれてフォローしてくれたりします。

 

■つまり、転職エージェントはこんな人におすすめです。

・自分に合った仕事を一々自分で探す時間がない人

・正社員の転職の経験が少ない人、苦手意識がある人

・履歴書や職務経歴書を効率よく作りたい人

・希望の会社に入りたいから、推薦してほしい人

 

■ちなみに、今まで自分が使ったことのあるエージェントはこちらです。
使った感想です。

>>DODA
・全職種紹介してくれる。そして、求人数が多い。
・大手企業からベンチャー企業まで紹介してくれる。
・ほぼ毎日のように面接の練習に付き合ってくれるし、失敗した場合もフォローしてくれるため、次の選考に進める可能性が高くなる。
・東京駅のすぐそばにビルがあるから、まあまあ行きやすい。
・登録すると15分くらいで電話がかかってきて、面談の日程を決めます。急に電話して面談の日程を調整するので少し戸惑いますが、利用は無料ですし、採用決まっても入社しなきゃいけないわけではないので、流れに任せた方がいいです。

 

>>経理財務・人事総務・法務の求人・転職なら|管理部門特化型エージェントNo.1【MS-Japan】
・紹介してくれる求人は管理部門(経理・人事・法務・双務だけ)
→法務での転職を考えていたため、むしろよかったです。
・紹介してくれる会社ごとに担当者がついているため、いろんな人に相談できる。しかも、会社の担当者とは別に、自分だけの担当者がついてくれるから、相談しやすい。
・未経験でもけっこう多くのお仕事を紹介してくれた。
・東京だと飯田橋にあり、駅から徒歩5分程度でまあまあ行きやすい。
・MS-Japanの場合も、DODAと流れは同じです。自分は27歳社会人経験なし(派遣もない)ときにMS-Japanを使って一部上場の大企業に入社できました。

どちらもおすすめです。

 

少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

S新一

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